【フェミニストにおすすめ】世間が多用する「ババア」の呼名をなぜ敢えて私も使うのか
昨日母親からLINEが。
「あなたの敵を増やしたくないから、ブログでババアと言うのはやめたら？」
んー、、笑笑
私の親しい友人達で私の言葉の意図を理解しない人はいなかったから驚いた。（母と仲が悪いわけではないです。私の母はどこをとっても世界一です笑）
なぜ私があえてその言葉を採用し続けているかというと、世間からババアBBA と呼ばれ蔑まれ続けている事実は私達には変えられないから、みんなそんな言葉に負けず臆せず、人生を楽しく、自分らしく自由に生きていきましょう！
って意味です笑
50歳になっても60歳に なっても、決してクソババアにはならず、可愛くて優しいBBAになりましょうってことです笑
そりゃ体力もおちて、同じ時間勉強しても身に付かなくなってきて凹むし、実際ババアなんだけど、このあとまだ50年とか生きなきゃいけないかもだし、 30代40代女性が歳とることをそんなに卑下してたら、若い子たちも歳とるのが嫌になっちゃうじゃん。
何かのドラマの石田ゆり子のセリフにもあった、
「若い女の子からしても、小学生の子からみても、ババアは自分達が進みゆく未来なわけだから、私達が楽しく希望を持って生きないと、若い女の子達も歳をとるのが嫌になってしまう」
みたいな。
でも、日本のおばさんは謙遜ばっかりしてて（謙遜して遠慮して影に隠れる人生を送るように世間に強いられてる。というかそんな態度でしぶしぶと生きることを望まれてる）から、まあ本人達もまあその言葉に甘んじていろんな努力をし続けない理由として、逃げ道としてる部分もあると思います。
私おばさんだからさあ、仕方ないよねえ、って。
いやいや、そんなんで諦めの人生送ってたら、女が世間からババアBBAと罵られる時間って、女の人生全体の8割を占めるんだよ笑
だって、女が世間から無条件で歓迎されるのって17歳から24歳の7年間だけなんだよ！笑
あとの80年は大人しくしぶしぶ生きろってか？笑
16歳だと「君達なんてまだ若すぎて大人の色気には程遠いなぁ。俺らからみたら、女のピークは25歳だ」とか、狙ってもないジジイ（あ、また母に怒られる笑）
からなぜか批評される？評価される立場に立たされてさあ。
あんたらに値踏みされる覚えないんだけどなあ、って若い時はいつも思ってた。
25歳になったらなったで、もうお前らもババアの仲間入りだぞとか言われてさあ笑
どんだけ女に向かって「年齢」っていう、男からみた商品価値だけで上から物言うてくんねん！
そんなん言うてくるの日本だけやで笑
そんな言葉に臆して、我慢する人生を送る必要もなければ諦める必要もない。
ババアと言われてもそんな言葉に負けずに頑張りましょうって意味で使っていました笑
今後も私の拙い文章と荒い言葉でもし誰かを傷つけることがあったら本当に申し訳ありません。
万が一私にアンチな言葉を投げかけられても、そんな一部の人間の言葉に負けずに、自分に響く言葉だけに心を傾けて生きて下さい笑
まあ、若い世代の人は溢れる情報の中から自分に必要な言葉だけを取捨選択する教育はされてるから、こんな無名の一ブログに一喜一憂しないと思いますけどね。
私だってNHKとかで発言するとか（そんな機会はないけど）先生として話す時とか、影響力ある時はババアもジジイも使いませんし笑
友人の〇〇サリンが昨日この件について一言。
「要は、ババアて言葉を敢えて多用することによってその言葉の意味を軽くするというか、薄めて慣れさせてんだよねー。」
そうそう。
さらに、
「明るいハゲの人が、俺ハゲだからさー笑
ってたくさん言う事によって、ハゲって存在が重くならない、みたいなのと同じね笑笑」
おうww
この子はいろんな発想が天才的だからいつも新しい発見を私に与えてくれます。
そして例え話が日本一上手いので、ここでたくさん紹介したいのですがなんせ私の記憶力が著しく乏しい為すいません。
またいつか本人から聞いてメモっときます笑
ではまた脱線しますが、なぜ女性が（若い頃の私が）若い時に「若くて良いねえ、可愛いねえ」と褒められただけで疑問を持っていたのか。
①さっき書いたように、若さを褒められるということは、自分が進み行く未来であるババアという存在は疎まれるのだろうと悟ったから。
また、可愛さを褒められるということは世間の女子に対する可愛さの期待であり、求められている女性像の押し付けであり、女性に対する美の強要だと知ったから。（それに対する男性差別は、美の禁止です）
②女性のみが性の対象として商品価値があるものとして評価され、時に対価を得たり、消費の対象として扱われることに疑問を持っていたから。
小学生の時に通っていた近所の100円うどん屋さんの壁に常に貼ってあった水着姿の若い女性のポスターに疑問を持っていたから。
あら？私は女性として、性を売る価値があるのね。
嬉しいと同時にそんな対象として見られてること自体が怖かった。
それを後から考えてみて、なるほど、あの時に感じた漠然とした嫌悪感は当たり前だったんだなと気づいた。
人間は男女の2種類(大きくわけるとね)にしか分けられないから、女性だけが差別されて（特権を与えられることも差別ですからね）いることに気づきにくいけど、もし人間が男と女の2種類に分かれているのではなく、ABCDEの5種類の性別に分かれていたと仮定して考えてみて下さい。
そして、自分がEの種類の人間だとしましょう。
自分が属するE種族の身体のみが高値で取引され、人身売買の対象としても引っ張りだこで、さらに所得は他の部族よりも低めで常に他の種族から、買われる立場だとしよう。
街中や電車の広告やうどん屋さんの壁に、自分の種族のみの裸がデカデカと貼ってあっり、道を歩けば他の部族から「このE部族ちゃん、可愛いねー！
あっちのE部族ちゃんは俺は無理だわー」
とか批評され続けたら、あなたはどう感じますか？ 嬉しいですか？
周りから性の対象として、商品価値として常に値踏みされてることが嫌になりませんか？
仮に自分が他の種族から高い評価をしてもらえても、なぜ自分のE種族のみが日々こんな評価の目に晒される思いをしなきゃいかんのだ？と思いませんか？
人間誰しも嫌なんですよ。自分の仲間の種族のみが高値で売られてたり、自分自身がの身体が他の部族に買われてる、とか。
自分自身の身体がお金に換算されてるのとか。
まあでも実際は人間は男女の2種類しかいないから、ほぼ二分の一の確率で女性、つまり差別される側の人間ってことだから、人数も多いせいで差別されてることにさえ日本女性は気づきませんけどね。
私もカナダで通ってた高校の社会の授業で、先進国一の女性差別大国〜日本〜の代表としてクラス全員の前で一言感想を述べてって意見を求められた時は、全くよくわかってませんでしたから。
え？差別？されてんの？私が？？
と思っただけで、その質問の意味も分からず授業後図書室に行って大きな事典で女性差別を調べたら、書いてあった。
先進国の女性差別の代表例として、「日本女性の現状」とか。
これが私とフェミニズムの出会いです笑笑
この手の話になるとまたごちゃごちゃ長くなるので、また後日改めて。
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