【フェミニストの遠吠え】~森元首相の女性蔑視発言「女性と言うにはあまりにもお年だ」を考える~
もうみんな、森さんの発言には飽きてるかなあとは思いますが、やっぱり黙ってはいられなかったので笑
森元首相は、26日の夜、河村建夫元官房長官のパーティで、事務所のベテラン女性秘書に触れて、こう発言されたとのこと。
「河村さんの部屋に大変なおばちゃんがいる。女性と言うには、あまりにもお年だ」
かなり昔から働いているおばさまらしく、
「森さん、ちょっといらっしゃい」と呼ばれて、ああだこうだといろいろご注意を頂いた」とな。
ふむふむ。
俺に上から目線で注意してこれるおばちゃんだっているんだぞアピールか?
でもやっぱり公の場で自然に「女性」=若い女性のみを指すものだって発言を堂々とされることはどうなのか?
女性=若い女性ってことは、男性=若い男性を指すのか?
・・てことは、
森さんはもうお年だから、男性ではないんですね?
本当に悪気はないんだろうし、実はこの女性と仲が良くて、本人もいる前で堂々とただ冗談で言っただけなのかもしれないけど、この人や偉い政治家さん達や日本の年配男性は、みーんな年を取った女性の存在(わきまえて家庭でおとなしくしている女性以外のおばちゃんの存在)が本当に嫌なんだな。。笑
私が何がひっかかっているかというと、いつものあれ、それよそれ笑
「女性と言うにはあまりに年だ」
みたいなニュアンスの言葉が、男性バージョンでも同じくらいの頻度で発せられてたら別に平等だと思うの。
でもさあ、
「男性と言うにはあまりにも年だ」
とかのニュアンスの発言って、きいたことないぞ。
それってなぜかと言うと、「女性」という言葉がそれだけで「男性にとって消費価値のある若い女性」を意味するように自然となってるってことでしょ。
男性から見て性的対象にみれる=男性からみて価値がある
それを満たしてないやつは女とは認めんぞっていうなんとも上から目線な。。笑
この問題に対するTikTokのコメントで、あの年代の人は若い女性のことを「女性」と呼び、年をとった女性のことは「婦人」と使い分けてるんだそうな。
うん、まあ、確かに。
いや、その女性に対する呼称のみをいちいち使い分けてるようになった日本の文化背景こそが問題だったというてるのだよ。
前にももっと熱く語ってるから、前回のブログを読んでいただけると有難いです。
(今回こそは短く書きたいのでw)
nyanko-iitaihoudai.hatenablog.com
個人的にはこっちの方が気に入ってるんだけどなあ笑
nyanko-iitaihoudai.hatenablog.com
それによ、みんなが多用してる
「おばさんくさい」
って言葉とか、なんなん?笑
小学生に小学生くさいって言うんか?
おばさんがおばさんくさいのは当たり前だぞ?笑
おばさんってこと自体が悪いってみんな潜在意識に刷り込まれてるってことよ
「おばさん」イコール「年取った女」てことよねえ
女が年取ったらあかんわけ?
(婚活だったら仕方がないけどよ。日常生活での話よ)
年取るのってただの生理現象だよ?笑
よくさあ、言い争いの場でよ、劣勢だった側が対して何にも言い返せもしないくせに、「だまれ、おばさん!」て言うだけで、あの、
みたいな、安易な決め技なんなん?笑
「バルス!」みたいなトドメ技として使うには、芸がなさすぎではないのか?笑
それにさあ、
「お局さん」て言葉の存在だって、そもそもおかしい話よ!
お局さんがそっくりそのまま男性だったら、
たーくさんいるよ?
売れ残りの独身貴族男性で、
なのに、そんなおじさんに対しては特別な呼び名はないのに、その女性バージョンの「お局さん」っていう日本語は堂々と存在してる。
それって何故かというと、女性に長く会社で働いてもらいたくないと思ってるってのが社会全体の考え方の根底にあるってこと。
少なくとも一昔前の年配男性達は、女性には結婚前までの短い期間だけ腰掛程度に働いて、24歳くらいの可愛らしいうちに会社から去ってくれるのを望んでたよね。
(復帰するとしても、パートとかアシスタントとか、男性よりわかりやすく下の立場で謙虚に「わきまえて」存在してくれればOK!みたいなね)
なのに、景気が悪くなったからって手のひら返したように急に「女性は結婚後も働いて家計を支えるべきだ」って、言われてもさ。
まだまだ女性の賃金とか雇用機会の平等が達成されていない状態なのに、先にそっちだけ求められてもねえ。。笑
あかんあかん~
やっぱり話長なるわ~ すんません!笑笑
今日も一日おつかれさまでした。
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