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恋愛小説書いてみた~六本木伝説の男~第5話 偽りの私

 恋愛小説書いてみた~六本木伝説の男~第5話 偽りの私

 

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不倫中の私は「偽りの私」だった。


不倫中の私は架空の人物だっただけだ。

 

そんな良い女なんて存在しない。

私はただ、良い女を演じてただけだった。

 

 彼との未来に何の期待もしていなかったから、優しくできただけ。

 

めんどくさくない女は存在しない。

いたとしたら、それは金目当ての女か、その男のことを本当に好きじゃないだけ。

 

好きだという気持ちが入ると女は面倒な女になる。

 

不倫中、ただ、私は演じていただけだった。

もちろんその時私が意図的に演じていた訳ではなかったが。

自然とそうなっていた。

相手に期待しない時、女はいくらでも良い女になれる。

 

彼に何の期待もしないから・・・

 

してくれた事にはとんでもなく喜び感謝する

彼の幸せだけを願いそれを言葉にする

 

彼は、私が演じていた「架空の女」に騙されてしまったのかもしれない。

 

 

 

それが、彼から離婚を報告された途端、何かが私の中で終わった。


欲がでるの。

愛されてるかもって思うと、欲と文句と不満が押し寄せてきた。

本当の私が顔をだした。


「少しの間だから、(引っ越しが終わるまで)待ってて」

 

離婚前に、そんな期待をさせる言葉を彼は言ったことはなかった。

離婚届をだしたその後に、彼は初めて私に少しずつ未来の話をするようになった。

 

私の反応は彼の想像とは違った。

「近所に引っ越すから」

そう言った彼は、私がとんでもなく喜ぶと思っていたに違いない。

 

その後、ご近所さんとなった彼に、私は数々の文句を言った。

「そんな事を言われるのが嫌で離婚したのに、なんでそれをお前に言われるんだよ」

「俺は何のために離婚したんだよ」

なんか、いろんな喧嘩をしたけど、男と女は難しい笑

 

離婚して女をとっかえても、女は女で結局は誰でも大きくは同じだってこと。

理想の女なんて存在しない。

理想の男が存在しないのと同じで。

 

なので、結局は、

 

「あるものに感謝をしよう」

「いま側にいてくれる人を大切にしよう」

 

そんな、平凡な言葉に落ち着く。

 

 

 第6話 本当の幸せ  に続きます。

 

今日も読んで頂き、ありがとうございました。

 

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